知っている人にとっては今更な話かと思いますが、
PCは、
「RGB」という色空間を使用しています。
ペイントソフトとか触った事ある人なら大体ご存知ですよね?
赤緑青のそれぞれに0~255までの数値があるやつです。
しかし、一般的に出回っているほぼ全ての動画ファイルは「
YUV(4:2:0)」という色空間が使用されています。
何故なら動画の圧縮形式として使われているMPEG(1、2、4)やVP(6、8、9)のデフォだからです。
YUV(4:2:0)は色差情報を2×2の4ピクセルで共有する仕組みだそう。(よく分かんないけど情報量はめっちゃ減る)
市販されているブルーレイなどもそうなんですよね・・・綺麗だなぁなんて思ってたけど実は結構が劣化していたっていうw
動画に限らず、デジカメで撮った写真とかもJPEGだと同じことになります。
例として分かりやすい比較画像を載せておきます。
左は元映像(RGB) 右は変換後(YUV 4:2:0) お分かりいただけただろうか。つまり、録画するとRGBからYUV(4:2:0)に変換してしまうため一部の色情報が失われるということです。RGBと比べて保存できる情報量が少ない=不可逆であり元の色に戻すことはできません。
まだまだ技術の進歩の余地は残っていそうですね。